受付 松島

開業から17年間、入れ歯相談会に携わる松島さん。
来院前の患者さんの悩みを丁寧に聞き、カウンセラーや歯科医師に共有することで、チーム医療の実現を支える「橋渡し役」を担っています。

目次

「直接会う」を大切に

「入れ歯相談会」の問い合わせの経路は?

ほぼ電話ですね。
たまにチラシ(下記画像参照)を持って、直接来院される方もいます。
メールでのお問い合わせも、私たちからお電話差し上げる事が多いです。
こちらからの連絡は電話かメールかどちらか選べるのですが、電話でお話ししたほうがニュアンスが伝わることもありますし。

松島

松島さんとしては、患者さんの声を聞きたい?

メールは捉え方が人さまざまで伝え方が難しい・・・ちょっと冷たく感じてしまったりなど。
電話でも声のニュアンスは伝わりますが、ベストは「直接お話する」なんです。

松島

「文字」だけよりも「声」、「声」だけよりも「直接会う」ですね。
でも、歯医者さんに電話したら「忙しそう」「長々と喋っちゃ悪い」と思う方が多いと思うのですが。

入れ歯相談会に限らず、様々な患者さんからお電話いただきます。
特に「入れ歯相談会」にお問い合わせいただいている方は、これまで入れ歯で苦労されている方が多い・・・他の歯医者さんを経て来る方がとても多いです。
かかりつけの歯医者さんがあるのにこちらに電話するだけでも「前の先生に申し訳ない」と思っていると感じます。
私がここに勤めて17年目なんですが、実は入れ歯相談会の1回目から携わっていまして・・・。

松島

キティちゃんの巾着を作ってきてくれたおじいちゃん

伝説の第1回入れ歯相談会の話、舘先生近藤社長もしていました!

(院長)「入れ歯の相談会、新聞に載せるんだけど」
(松島)「・・・入れ歯の相談会って、なに??」と思って。(笑)
全く初めてのところから積み上げていったんです。
開業時(2008年)当初からいるスタッフが2人いて・・・木村は産休中だったのですがその時に「入れ歯相談会」が始まったんです。
最初の相談会の様子は近藤社長インタビューをチェック

松島

開業時からのスタッフが3人いるんですね!

最初に来てくれた方はいまだに覚えていて・・・かわいいおじいちゃんで、最終的に私のためにキティちゃんの巾着を作ってきてくれたんです。
私も話すことが好きで、電話でも1時間くらい話しちゃって。
その時に思ったのが、私の仕事は衛生士さんや先生みたいに特別なことをするのではなくて、話をするだけでいいのかな、と。
そして「その時の私」と「今の私」の違うところは、出産を経てママになったというところです。
子どもを産む前は、仕事に対してがむしゃらだったんですよね。
子どもを産んだ後は・・・子供が病気になった時=自分が困ったときの病院の受付の方などそういう方たちの話を聞いたり対応を見て、自分のスタイルが変わっていったんです。

松島

相談会の前に電話でお話を伺います

子どもは小さい時、熱出したりいろいろしますもんね。
電話応対にも変化がありましたか?

患者さんが話を聞いてほしいかそうでないかは、電話を取ったときに分かります。
「早く予約を取りたいんだな」なのか、「とにかく話を聞いてほしいんだな」なのか。
電話では「今、お時間大丈夫ですか?」と確認します。
相談会の電話は、もう一人の受付の伊藤か私がなるべく受けるような体制を取っています。

松島

入れ歯相談会の電話をしたら、松島さんか伊藤さんか、どちらかの方とお話ができる?

基本的にはそうです。

松島

それはすごい安心材料ですよね!

例えば、処置の途中で電話に出ると、患者さんに「早くしなきゃいけない」というのが伝わると思うんです。
まず患者さんの悩みを聞くことが大事かな、と思っています。
私の役割は、医院に来てもらって、入れ歯カウンセラーの清水さん舘先生につなぐまで、患者さんの話を聞くことです。
近藤義歯研究所の入れ歯カウンセラー清水さん(下記画像)ともお話をよくするんですが、相談会に来てはじめて悩みを話すよりも、私たちが電話で患者さんの悩みを聞いていれば「こういう経緯がありました」と来院前に皆で共有できます。
患者さん、先生、技工士さん、スタッフ、三つ巴ならぬ四つ巴の「チーム医療」が実現できます。
その一員となれたことが、嬉しく感じられる瞬間です。

松島

「あそこに行けばこんな人がいる、と分かっているだけで安心だ!」と、清水さんも言ってました。

嬉しいです、ありがとうございます!

松島

今の時代、なんでもネットなのに、これだけ電話での対応を大切にしてくれて、患者さんは嬉しいと思います!

清水さんから電話対応マニュアルをいただいたんですが、実は最初は全然はまらなくて・・・清水さんが作ってくださった最高のものなのに何でかな?と思ったときに「あ、私これを落とし込めてないんだ」と思って。
マニュアルそのまま話そうとしていたんですよ、なので、自分の言葉で作り直しています。
「お時間、大丈夫ですか?」から始まって、「今のお口の状態のご質問してもいいですか?」と。

松島

自分の言葉に置き換えたんですね。

私がやっていることは、伊藤(もう一人の受付)もやるんですよ。
私の後輩ですが、伊藤のいいところは私も真似して・・・「この言い方、いいよね」とか。
試行錯誤しているうちに気付いたのは、年齢を伺うのは失礼じゃない、ということですね。
まず最初にお名前を、そのあと年齢を伺うのですがその時に「お声が若いですね!」と返すと、クスっとなります。

松島

日々アップデート、改善、していますね!

してます!!
相手に興味を持つと話が面白くなってきて・・・こちらのリアクションも「そうなんですか」(平坦な言い方)が「そうなんですか~!」(抑揚のある言い方)と変化していきます。
そもそも、歯医者さんに電話をかけること自体、ハードルが高いと思うんですね。

松島

入れ歯で悩んで悩んできた方は特に、歯医者さんに対して疑心暗鬼ですよね。

(突っ込み気味に)歯医者さんは、自分だって行きたくないですよ。
入れ歯でお悩みの患者さんは、色んなことで裏切られて「助けてほしい」と願っている。
でも私は「助けてあげますよ」という立場じゃない、実際に助けるのは舘先生や技工士さんです。
医院の「問い合わせ窓口」から「診察室」までのつなぎとして、いつまでも「素人」でいようと思っています。
治療は先生が、私はそれ以外のところで患者さんのフォローができたらいいなと思っています。

松島

橋渡し役、なんですね!ちなみに、相談会の問い合わせが多い年齢層は?

おととい、久しぶりに若い方(62歳)から電話がありました。
90歳代の方もいて、皆さんすごい元気!
現役で働いている方もいらっしゃって・・・60代前半から90代、というところでしょうか。

松島

62歳で電話をかけてきているということは、おそらく50代から入れ歯だったんですね。

40代から(入れ歯が)入っている方もいらっしゃいます。

松島

ということは、40代から来てもいいんですよね?
あまり若いと、相談会に行っていいのかな?と思ってしまいます・・・。

入れ歯相談会だけど100%入れ歯の相談とは限らない

(突っ込み気味に)もちろん!
入れ歯の相談会ですが、入れ歯じゃない選択肢もあるじゃないですか。
入れ歯の相談会の電話でも、もし違う治療の可能性がある時は他の予約を取るんです。
院長から違うご提案が出来ると思ったとき・・・例えば見た目をキレイにしたい、失った歯が1本の場合、違うご提案ができるかな、と。
実は、入れ歯相談会のチラシ(タウンニュース下記画像)を見て、「入れ歯以外の相談」で電話をかけてくださる方も結構います。
「入れ歯の相談」と書いてあるけど「いい歯医者さん」と思って頂けるみたいで。

松島

入れ歯以外、の相談ですね。

チラシ(タウンニュース)を見た人が、100%入れ歯の相談とは限らないことが不思議ですよね。(笑)

松島

(タウンニュースに)ずっと載っている歯医者さんは親切そうだ、みたいな。

はい。
相談会にいらしていただいてもいいですし、実際に治療を始めたいという事でしたらご予約を取っていただきその日から、ということもあります。

松島

入れ歯以外の治療が希望の方も、入れ歯相談会のお知らせを見て来る、ということですね。

そうなんですよ!

松島

なるほど!
でも、かかりつけの歯医者さんを変えるのは、すごく勇気がいることだと思います。
電話の向こうで戸惑っている方もいるかと。

「電話してきた」ということは「悩んでいる」ということなんですね。
「何かしなきゃ」と思っているはずなので、まずはお話を聞きます。
「こんなことがあった、あんなことがあった」というお話を私たちが伺ったうえで「〇〇さんのお口の中をいい状態にするためのご提案を『相談会』でします」とお話します。

スマホなら、お電話はコチラをタップ→TEL:042-730-6686

松島

「歯医者をいきなり変える」ではなくて、「『相談会』でご提案をするので」という体ですね。

今のお悩みを相談会で話してもらって、どうすればよくなるか?をご提案する場所が「相談会」です。
これまでの治療に「それはお辛かったですね」と共感し、そのうえで提案をする人だと思っています。

松島

実は私も歯医者を変えようと思っているところなんですよ。
気持ち的には「付き合っている彼氏から、別の彼氏に乗り換える」みたいな・・・。

(笑)そうそうそうです。
私は「先生との相性」って、むちゃくちゃ大事だと思っていて。
自分自身もいろいろな病院に通っていて「この先生!」と思える先生って、なかなかいないんです。
「治療を任せたい!」と思える先生に出会えたら、ラッキー!ですよね。
それなのに、受付が電話をかけてくださった患者さんに「〇月〇日、来てください」(低めの声色)というテンションで言われたら心配になりますよね。
私は「話を聞いてくれた受付の人」というポジションでいいんです。

松島

患者さんが歯医者さんに来て最初に会うのは受付さんで、帰る際に会計で会うのも受付さん、ですよね。

実は私、院内でも患者さんにお会いさせていただいているんです!(♡っぽい声)
私、清水さんがカウンセリングしている時に、必ず立ち会うようにしているんです。
「こういう事で、お悩みです」「こういうご希望があります」など聞いた話を、カウンセラーの清水さんにも伝えます。
患者さんに聞いたお話を皆で共有することで「チーム医療」がスムーズに回ります。

松島

確かに同じ話を何回もするのは嫌になっちゃいますもんね。
舘先生が「家族同伴」で相談会に来ることをお勧めしていましたが、増えましたか?

いや、まだ少ないですね。
「ご家族も一緒にいかがですか?」とご提案はしますが、実際は2回目のときにご一緒に来る方が多いです。
相談会は清水さんが来ますが、2回目は舘先生だけの診療となります。
あと「相談会」と「診療」だと取れる時間が変わります。
相談会は1時間取れ長く話せるのでベストなのですが。(それ以上延びることもあります)
思った金額と違うというのもあるでしょうし、清水さんの話した内容をそのまま患者さんがご家族に話すのは難しいんです。
ご家族の方が確認の電話をかけてきて、先生とご本人とご家族3人でもう一度お話ししましょうかと、再相談になることもあります。
相談会に来た方が話は早いですが、平日の昼間なのでなかなか難しい方もいらっしゃるんです。

松島

印象的な患者さんはいますか?

娘さんと一緒に来た方なんですが、娘さんは歯医者に対してマイナスなイメージがある方でした。
歯医者に対して違和感しかない、だけど困っているんだなと思って、娘さんといっぱいお話をしました。
電話が掛かってきたら、1時間くらい話していました。
来院時は、医院や先生の雰囲気を感じてもらうために、娘さんも一緒に診察のときに入ってください、とお話ししました。
最後は感謝して頂けて嬉しかったですね。
カルテには「娘さんが来たら、松島を呼んでください」とも書きました。
娘さんに今一番困っていることを聞くなど、お話をすごくしました。

松島

話す時間を作ってくれるスタッフさんがいると思うと、電話しやすさが全然変わると思います。

先生が「入れ歯を推していきたい!」というスタンスで、それを全面的に応援する要素として「お話する時間」はとても大事です。

松島

入れ歯相談会も治療も、前段階として「患者さんの話を聞く」というのは大事なプロセスですよね、治療の前に信頼関係を作るために。

入れ歯相談会に一番長く携わっているという「熱い思い」はあります!

松島

話しやすい先生です

松島さんから見た、舘先生はどんな人ですか?

「話しやすい」のが一番だと思います。
実は舘先生とめちゃくちゃ喋るんです・・・「息子が学校でこういうことがあった」とか。
それと、舘先生も近藤社長も、常にバージョンアップしています。
2人の話を聞いていると、本当にすごいな、いろいろなことに挑戦しているな、と。
すべて「患者さんのため」というのが、すごい。
私が患者さんからもらったバトンを、舘先生や近藤さん清水さんに渡す・・・「チーム医療」が本当にここにきて形になってきました。

初めて来た方は、すごく緊張されていると思うんですけれど、帰りに「本当にいい先生に出会えてよかった」「すごく話しやすいし、聞いてくれるし」と。
「だから言ったじゃないですか~、しゃべりやすい先生なんですよ~!」と。(笑)

松島

舘先生は「上から」じゃないですよね。

(突っ込み気味に)あ、全然違います。
それはスタッフに対しても一緒です。

松島

木村さんも同じことを話していました。
スタッフさん、医院の雰囲気は?

みんな日々、バージョンアップしています「ここはこうしていこう!」とか。
あと働き始めて気付いたのが、先輩がイヤな仕事を一番先にやるんですよ。
それまで生きてきた中で、衝撃的だったんですよ。
人生で初めて、一緒に仕事をしたいという先輩を見つけた感じでした。
私も後輩たちにそういう姿を見せないと!と思いました。

松島

背中で見せる高倉健、みたいな感じですね。
勉強になります、自分の子供にもそういう風にするようにします。(汗)

うちにいるスタッフって、みんな長いんですよ、そこが強みじゃないですかね。
患者さんのために、という思いが強いスタッフが本当に多いんです。

松島

近藤社長はどんな人?

舘先生と似てないと思います。
目的は同じ、ゴールは一緒だけど、男っぽいのが近藤さんだと思います。
さしずめ、お父さんとお母さんみたいな。
女性的なひまわり歯科(相模原入れ歯相談センター)と、男性的な近藤義歯研究所で、補い合ってバランスが取れていると思います。
実は、近藤義歯さんの元の社屋(相模原市南区大沼)があったところのすぐ近くに住んでたんですよ。
昔から「近藤義歯研究所って、何?何を研究してるんだろうな?」と思っていました。
実際こんな風に関われるとは思いませんでした。

松島

舘先生も訪問歯科の車で通って「何だろう?」と思っていたそうです。

舘先生とも「義歯研究所って、何しているんですかね??」と話したことがあって・・・それがこういう関係になるとは、縁ですね。

松島

患者さんへひとこと&マイブーム

松島さんのマイブームは?

小2の息子の追っかけかな?(笑)
習い事を頑張っているんですけど、見ているだけで涙が出てくるんですよ。(笑)

松島

ちなみにどんな習い事ですか?

バスケットボールです!

松島

小さい子供用サイズのボールがあるんですか?

あるんです!
あと将棋が楽しいみたいです。
頑張っている息子を見ると「ああ、成長したな」と。
いつか手が離れるだろうから、それまで楽しもう!と。
だから2人で出かけたりしています!

松島

問い合わせしようか迷っている、患者さんへのメッセージお願いします!

とりあえず迷わないで電話の番号を押してください。(笑)
TEL:042-730-6686
話してから考えてください。
心配なら直接「松島さんいますか?」と聞いてください!

松島

指名料頂かないと(笑)。
誰が電話に出るか分からないよりも、この人が出るかもと思えば、全然違いますよね。

私がお休みの日以外はいますから。
電話番号を押して、まず悩みを相談して、行きたいか行きたくないか考えればいいと思います。

松島

いきなり予約を入れなくてもいいんですか?

あ、全然いいです!

松島

予約入れないと悪いのかしら、と思います。(汗)

ご検討いただいて改めてご連絡くださることも、結構あります。
気が急いて「行きたいから、お薬止めます」とおっしゃる方もいますが、それは違いますとお話しします。
まず1回何もせずに来てもらって。
私は話すことがとても好きで・・・持っている引き出しの中の話をしている、私の引き出しもバージョンアップを心掛けていますので、気軽にお電話ください!

松島

近藤義歯研究所 近藤代表と入れ歯カウンセラー清水さんのコメント

入れ歯相談会に来られるのは、「新しい患者さん」が多いです。
新しい患者さんが電話1本で「ひまわり歯科に来よう」と、他の歯医者さん通っているのにもかかわらず、ですよ。
そこの入り口を作っているのは「スタッフさん」なんですよ。
その前提があって、私は初めて「入れ歯相談会」で患者さんにお会いできるのです。
電話を受けている方が、素晴らしい・・・松島さんと伊藤さん。
実際、相談会の問い合わせは電話が長くなることもあるそうですが、そういう話が事前に分かっている患者さんは相談会での話もスムーズです。
情報も聞いていただいているし、患者さんが心を開いている・・・「あそこに行けば、こんないい人がいるんだ、こんなすごい先生がいるんだ」というところでカウンセリングになるので話が早いんです。
「電話受付したものです」と松島さん、伊藤さんがあいさつにも来てくださいます。

清水

患者さんが一番安心するのは受付に言ったことがカウンセラーにも伝わっている、この準備ですよね。
受付表というのがあって、名前と電話のメモが書ける表が作ってある。
松島さんがいなかったら、ここまで患者さんがたどり着けてないと思います。
患者さんが治療に臨むときに必要な存在です。

近藤