入れ歯の設計書があります

入れ歯に「設計書」があるんですか??
はい、部分入れ歯の場合はあるんです。
家を建てるにも「設計書」が必要ですよね。
入れ歯も家と同じで、出来上がったときの「ゴール」を決めてからそこへ向けて治療も含めた「工程」を決めるんです。
最初の重要な工程が「設計書」づくりです。(下記画像参照)
近藤さんでも「10年症例」といって、この入れ歯で10年間快適に使ってもらうことをコンセプトに設計をしてます。

舘


10年使えれば、値が張っても納得です。
しかも、設計書は色鉛筆で書くんですね!
技工士の小澤さん曰く「食事、見た目(審美)、会話、違和感、総合してベストな設計をしています」と。

舘


なんか、計ってますね、なんて道具ですか?
これは「ノギス」といいます。
「噛み合わせの高さ」に「平均値」があるんです。
歯の長さから割り出して、噛み合わせの高さを作っていくんです。
中切歯(ちゅうせっし:上の前歯)の出ているところの平均の長さは「11.7ミリ」なんです。

近藤


歯の出ているところの平均の長さ、ということですね!
平均値なので個人差はありますが、平均値という基準がないと、プラスなのかマイナスなのかが分からないですよね。
そこから顔貌(がんぼう)を診て、噛み合わせの高さを決めていくんです。
噛み合わせが低いと、お顔のお肉がたるみます。

近藤


顔のお肉がたるむのは嫌です。(汗)
歯のすり減りもあるので、それも考慮して「噛み合わせが低い」となります。
基準が明確なので、言い切れるんですよ。

近藤

なるほど。
基準がはっきりしていれば、設計もしやすいですよね。
さながら建築基準法ならぬ「入れ歯基準法」のような・・・。
そうですね、基準があるので、品質も安定するんです。

近藤
近藤さん、解説ありがとうございました!

舘
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「噛む」メカニズムを徹底研究 究極の [咬合・顎位]

近藤





