潜入!入れ歯作りの現場レポート

実際どんなところで作っているのか気になります!

こんなところです!
KGKデンチャーは、225工程あるので、ホームページでお知らせするにしても限界があります。
でも、「入れ歯道」を謳っている近藤義歯さんは、マニアックなところまで入れ歯づくりの紹介をしています。

マニアック!でも、それぞれ職人の心意気があるんですよね。

そのとおり!
技工士さんは患者さんのことを考えながら入れ歯を作っていることがよ~く分かります。
ピンポイントで見てみましょうか。
入れ歯の仕上げって、どうするか知っています?

仕上げ・・・ちょっと磨くだけ?

いえいえ、違う道具を使って何回も磨き上げるんですよ。
彼はこの研磨の先輩にあこがれて、研磨の匠を目指したとのこと。
YouTubeもありますので見てください。

研磨の匠 角屋浩綺

この前段階に下記の段階があります。
①ロウで出来た仮の入れ歯の周りを「石膏」で固める(埋没)
②ロウ部分を溶かして、プラスチックに置き換える(重合)
③プラスチックに置き換わったら、周りの石膏を壊す

周りの石膏を壊した段階が下記の画像です。
ここから「研磨の匠」角屋さんの出番です!

まず、バリ(余分なところ)を金属の器具で丸くします。
入れ歯を模型にはめた後に、「磨き粉(砂)」で水分に気を使いながら研磨用の理想的な形にしてから「豚毛のブラシ」を使って面を均して、その時付いた細かい傷を「布バフ」でさらに消して、最後に「柔らかい布バフに液体研磨剤をつけて」つやを出します。

角屋

なんと4種類の研磨方法があるんですね!

はい。
自分の作業の後は、患者さんに届くので口に入れた時に痛くないように、そして前工程で作ってくれた「理想的な形」を崩さないようにきれいに研磨することです。
ツヤが出ているとライトがキレイに反射します。
表だけでなく裏も口に直接あたる部分なのでツヤツヤにして隅々までチェックします。
高い買い物なので、最初にみた時にキレイだと嬉しいと思うので、傷1つないよう研磨するように心がけています。
学生時代の先生からも指で触るようにと教わり、今も大事にしていることです。

角屋

理想的な形は?

歯科医院で取った患者さんの口の形です。
これを研磨中に形が変わらないように・・・「厚み」も「長さ」も「形」もすべて大事です。
KGKデンチャーはこだわっているポイントが何十倍も、何百倍もあります。

角屋

どんな気持ちで入れ歯を作っていますか?

ファイナル入れ歯を入れる時、最後におせんべいを食べるんですけれど、口に入れた時にほとんど痛みがなく、感激して食べてくれる患者さんの姿を見れたことが嬉しかったです。
この入れ歯は患者さんの立ち合いもあるので、まっすぐ届いていればいいなと思っています。

角屋

むっちゃピカピカですね、今の君はピカピカに光って~♪なんて、昔ありましたね。

(笑)はい、僕は知らないけど、近藤代表は知っています。

角屋

このように、精魂込めて磨いてくれています。
他の工程もこちらから見られる、またそれぞれの担当の技工士さんが患者さんへの思いを語っています。
どんな工程をどんな人がやっているのか、が分かるだけでも、心配がなくなると思います。
ぜひご覧になってください。

合う入れ歯の奥義「複模型法」(ふくもけいほう)

「複模型法」???下の謎の物体は何ですか?

本模型の方を寒天(外のグレーの部分)で取って、その中に複模型になる石膏を流したところの写真です。
つまり、歯科医院さんで作った石膏模型のコピーを作っています。

なんでコピーを作っているんですか?

歯科医院で作った「石膏模型」、実は作る工程の途中で壊れちゃうんですよ。

壊れるのは困りますね、でもどう困るんでしょうか?

「答え合わせ」が出来ないんです、入れ歯が出来た後の。
元の石膏模型が壊れたら、バネのかかり具合、アゴや歯ぐきへのフィット具合など、何が正解か分からなくなる。

確かに。

だから、近藤義歯では保険の入れ歯も含めて全て複模型、つまり、模型のコピーを作るんです。

え?大変じゃないですか???

大変だけど、合わない入れ歯を納品したら、調整もすごく大変だし、へたすると作り直しになる、技工所も2回入れ歯を作らなきゃならない、と誰も幸せにならないじゃないですか。
なので、手間が掛かっても調整がなるべく少なく済む入れ歯を作るために、保険だろうが何だろうが手を抜かないのです。

下記動画の最初にちょっとだけ、その複模型の様子が出てきます。
そして、それは本当に最初の工程で、そのあとどれだけ膨大な工程があるか、ちょっと分かると思います。
歯科医師用なので分かりづらいと思いますが、いっぱい工程があることが分かると思いますし、保険でもこれだけのことをやっている、自費のKGKデンチャーはもっとある、ということは推して知るべしですよね。

プチ工場見学みたいでちょっと楽しいです!

「人に歴史あり」近藤義歯研究所ヒストリー

弊社の研究の歴史も少し紐解かせてください。
これは、相模原市南区東大沼の開業当初の社屋です。
懐かしいなあ&若いなあ。

近藤

入れ歯の基礎知識